MTGA 21年9月 ミシック到達

こんにちは。マルコです。

 

 久しぶりにMTGAでミシックに到達したので、デッキ構築と、ランクを回していた時に考えたことを書いていこうと思います。

ちなみに今回はヒストリックにてランクを回しました。

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デッキリスト

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デッキ
4 金のガチョウ (ELD) 160
4 寺院の庭 (GRN) 258
4 魂寄せ (MH1) 214
4 儚い存在 (STA) 5
4 スカイクレイブの亡霊 (ZNR) 39
3 拘留代理人 (RNA) 165
4 神聖なる泉 (RNA) 251
4 集合した中隊 (AKR) 186
1 陽花弁の木立ち (XLN) 257
4 繁殖池 (RNA) 246
1 内陸の湾港 (DAR) 240
4 精鋭呪文縛り (STX) 17
4 魅力的な王子 (ELD) 8
1 玻璃池のミミック (ZNR) 60
1 森 (ZNR) 279
3 平地 (ZNR) 267
1 連門の小道 (KHM) 260
1 枝重なる小道 (ZNR) 258
4 呪文貫き (XLN) 81
1 島 (THB) 251
2 粗暴な聖戦士 (MID) 7
1 象徴学の教授 (STX) 24

サイドボード
1 封印突破法 (STX) 125
1 記憶留出法 (STX) 25
1 環境科学 (STX) 1
1 使役学基礎 (STX) 120
1 アルカイックの教え (STX) 57
1 マスコット展示会 (STX) 5
1 謹慎補講 (STX) 7

 

・コンセプト

 集合した中隊(カンパニー)から3マナ以下の優秀なクリーチャーを出して、魂寄せ等でブリンクすることで効果を再利用してアドを取っていくデッキになります。

 

・各カード採用理由

 

金のガチョウ

 一ターン目に出せれば、3マナの強いクリーチャーを2ターン目に出すことが出来るため、このデッキとは相性が良いです。スカイクレイブの亡霊交流代理人と色指定が厳しいクリーチャーも難なく出せます。

 また本体をブリンクすることで食物トークンを生成し、効果の再利用や、アグロ相手へのライフゲインも狙えます

 

儚い存在

 文句なしに相性が良く強いカード。除去を透かすなり、魂寄せの火力を唐突に上げたりと使用場面は大変多いです。禁じられた聖槍ぐらい便利。

 

呪文貫き

 このデッキは瞬間火力がないため、精鋭呪文縛りでハンドを飛ばしても、マナがたまり強いカードを利用されることが多く、その隙をつかれるのがこのデッキの弱点でした。

そこをカバーするため、何か打消し系を入れたいと考えました。採用基準としては

 

・土地がいっぱい出るデッキではないので、なるべく軽いコストの打消しが良い

 

・クリーチャーは除去しやすいデッキであり、またヒストリックはソーサリー、インスタントをキーカードとするデッキが多いため、そこをメタりたい。

 

の二つであり、両方を加味した結果、呪文貫きを採用することとしました。

また、呪文縛りでマナコストが増えたカードを使う頃には、相手のライフも相当削れ余裕がなく、ぴったりのマナで払ってくるため打消ししやすいためデッキとしての相性も良かったですこのデッキで一番採用枚数を試行錯誤したカードかと思います。

 

象徴学の教授

 2マナで優秀なカードを入れたいと考えており、様々な場面で対応したカードを持ってくることが出来るこのカードを採用しました。ただ、講義カードはややカードパワーが低く、頼りきるほどではないため、ピンで入れてあわよくば再利用しよう、ぐらいのイメージです。2ターン目にこれ出して、三ターン目に講義カード打つのは、ヒストリックではさすがにちんたらし過ぎでした。

 

魅力的な王子

 このデッキの恐らく最強カード。とにかく占術2が偉い二ターン目にこれを出せるため、土地の枚数を極限まで絞ることが出来ます。ブリンク効果も使えますし、ライフゲインもアグロ相手に強いです。4積み必須と思います。

 

精鋭呪文縛り

 スタンでもただつよカードとして猛威を振るうこのカード。4コストの混沌の辛苦ミジックスの熟達集合した中隊、全体除去を弾いて、それらを打たせる前に殴りきる試合展開を作るのが主な目的になります。マナ増加した状態で打ったカードは、呪文貫きで落とせば完璧です。

 

スカイクレイブの亡霊

 ヒストリックにはびこる、エルフ、ゴブリン、スリヴァーといった部族デッキへの強烈な対抗策でもあり、嫌な置物もどかせる王子に次ぐつよつよかーど。ブリンクしても、相手に返すのはトークンであるのが偉いです。

 因みに私はフレンド戦でこいつを連打したところ

「人の心がない」「人に嫌がらせすることしか考えてないサイコパス

と散々に罵られました。人の心のない方にお勧めのカードです。

 

拘留代理人

 なんでもどかせる強いカード…と思いきや、ブリンクすると追放していたカードが一度盤面に出てしまうので、cip効果持ちに一瞬再利用されてしまう場面もあり、亡霊の方が枚数として優先されました。とはいえ亡霊と違い、どかすパーマネントに制限がない点一度で同名カード複数を追放できる点は、部族デッキや、同じ置物を複数置くコンボ系のデッキに強いため採用しました。

 

粗暴な聖戦士

 亡霊はトークンに触れないため、自身が生み出したトークンに殴り負けることや、盤面の瞬間火力が低くなりがちであり、詰めきるまでちょっと足りずに負け…ということがありました。

 そのため、拘留代理人の他にトークンをどかせるカード且つ、変身で火力の補助にもなるこのカードを採用する運びとなりました。

 

魂寄せ

 ブリンクデッキの中核andフィニッシャー…と思いきや、実は序盤に引くと困るカード。亡霊や精鋭呪文縛りで十分にテンポを取ってから、初めて置くことで真価を発揮するカードです。とはいえカード消費無しでブリンクが使えるのは、このデッキになくてはならないカードのため4枚採用です。

 

玻璃池のミミック

 ブリンクの対象とすることで、場面によって盤面の好きなカードに変身することが出来る上に、土地として運用できる点は魅力的ですが、タップイン土地は序盤の甘えが許されないヒストリック環境では使いずらく、また、盤面に何もないときに中隊からめくれると、何もコピーできず死ぬため、アクセントとして一枚採用するにとどまりました。

 

集合した中隊

 かいてあることがつよい!!!!!!!!!!

 

・試したが抜けていったカード達

花の壁

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 1ドロー効果と4点の壁は、アグロ相手には確かに偉いのですが、火力に貢献しないカードはコントロールorコンボ相手にあまりにも弱いため、徐々に採用枚数が減ってゆき、最終的に全抜きとなりました。

 

アゾリウスの造反者、ラヴィニア

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対コンボデッキ用に採用していましたが、存外範囲が狭いことと、マナ拘束が厳しい、刺さらない相手にはただの熊と、デッキの動きを阻害する要因になっていたので全抜きとなりました。

 

発現する浅瀬

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 プラチナ~ダイヤぐらいまでは採用していました。1ドロー+土地が捲れればマナ加速と、使いまわせた際の効果は強いです

 …強いのですが、正直このデッキカンパニーと1コススペルを構えられる5マナ以上はいらないし、1/1はスタッツがあまりに貧弱、盤面に干渉できないという点で不採用となっていきました。

 浅瀬君好きなんですけどね…デッキの方針とは少しかみ合わなかったんだ…ゴメンね…

 

夕暮れヒバリ

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 パワー1以下蘇生効果は、ガチョウ花の壁魂寄せ拘留代理人発現する浅瀬と範囲も広く、エレメンタルであることから浅瀬との相性も良いため採用していたカード。

 浅瀬や花の壁といった相手のライフを削りに行きにくいカードが抜けていく中で、このカード自体も3コストで出した瞬間の、盤面への圧力がないことがネックとなり抜けていきました。

 

星界の神、アールンド

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 変身前の鳥として2コスで出した後ブリンクすることによって、帰ってくるときには5コスで帰ってくる点を使いたいと思い採用。

 使ってみたはいいものの、意外とドロー効果が発動しないため、これには頼れないと抜けていきました。

(このカードのスクショ撮ろうとしたら、間違えて一枚ワイルドカード消費して作ってしまった。クソ。神話ワイルドいま1枚しか持ってなかったのに…)

 

・マリガン基準

 

 初手は、ガチョウ王子両方orいずれかがいるのがベスト。先行なら精鋭呪文縛り、後攻なら亡霊がある手札を目指しました。

 またこのヒストリック環境で2マリガン以上するデッキは、ほぼ100%ティボルトか何かしらのコンボデッキなので、こちらも精鋭呪文縛りや呪文貫きを引くまでマリガンするとよいです

 

・回し方

 一ターン目はガチョウ安定。

 

 二ターン目はガチョウが出ていなければ王子で占術。ガチョウが出ていた場合は

 

・相手が一ターン目に何も出してなく、且つハンドに土地があり次のターンの動きがスムーズに行えるなら精鋭呪文縛り

 

・相手がマナクリや特定の部族クリーチャー、放置すると面倒な置物を置いたら亡霊で除去。

 

・ハンドの土地がきれている場合は、食物トークンを無暗に消費すると次ターンの動きがなくなるため、王子を出して占術を行い土地を探す。

の4パターンになります。

 

 三ターン目以降は、儚い存在呪文貫き常に打てるように1マナ残しながらカードを切っていくとよいと思います。相手のデッキが分からないのであれば、4マナあるからといってすぐに中隊を打つと大抵後悔します

 

 デッキの勝ちパターンとしては

・コントロールorコンボデッキ相手に、精鋭呪文縛りを一生魂寄せでブリンクしキーカードを弾き飛ばす。

 

・部族orアグロデッキ相手に、亡霊を一生魂寄せでブリンクし相手のクリーチャーを全てスピリットにする。

 

の二つになると思います。その動きを実現するために、上述した通り1マナは必ず残しておきましょう。

 

 ということで久しぶりのデッキ紹介でした。

 

ここまで長々と書いておいてあれなのですが、ぶっちゃけヒストリックやるならティボルト、スタンなら白単握った方がストレスないと思います。勝率は集計していませんが、体感52~4%程で、ティボルトとエルフに死ぬほど濁らされたので、皆様はお遊び程度にこのデッキを使ってくれればいいと思います。

 

 ではまた。