Eternal Card Game Ranked 18年6月環境と新弾カードの雑談

こんにちは。マルコです。

 6月はDiaⅡ止まりでMasterには行けませんでした…(ダクソ3に夢中になっていたせい)

一応デッキ紹介
DiaⅢまではこのデッキで


4 Finest Hour (Set1 #130)
4 Seek Power (Set1 #408)
4 Awakened Student (Set1 #331)
4 Kothon, the Far-Watcher (Set2 #218)
4 Vanquish (Set1 #143)
4 Amber Acolyte (Set1 #93)
4 Hooru Pacifier (Set1003 #23)
4 Knight-Chancellor Siraf (Set1 #335)
4 Stand Together (Set1 #334)
4 Valkyrie Enforcer (Set1 #151)
4 Shelterwing Rider (Set2 #223)
4 Svetya, Orene of Kosul (Set3 #304)
3 Time Sigil (Set1 #63)
5 Justice Sigil (Set1 #126)
3 Primal Sigil (Set1 #187)
4 Combrei Banner (Set1 #424)
4 Seat of Progress (Set0 #58)
4 Seat of Wisdom (Set0 #63)
4 Seat of Order (Set0 #51)

そこからDiaⅡをうろちょろしていた時に使っていた時のデッキはこちら。

4 Dark Return (Set1 #250)
4 Permafrost (Set1 #193)
2 Seek Power (Set1 #408)
4 Annihilate (Set1 #269)
4 Haunting Scream (Set1 #374)
4 Strategize (Set3 #165)
2 Vanquish (Set1 #143)
4 Gorgon Fanatic (Set1 #375)
4 Hailstorm (Set1003 #11)
3 Mirror Image (Set1 #217)
4 Slay (Set2 #236)
4 Stonepowder Alchemist (Set2 #239)
3 Rindra, the Duskblade (Set3 #277)
4 Svetya, Orene of Kosul (Set3 #304)
1 Justice Sigil (Set1 #126)
2 Primal Sigil (Set1 #187)
2 Shadow Sigil (Set1 #249)
4 Crest of Order (Set4 #253)
4 Crest of Vengeance (Set3 #264)
4 Seat of Vengeance (Set0 #55)
4 Crest of Cunning (Set3 #267)
4 Seat of Cunning (Set0 #62)


 当初6月時点では、流行中であったミッドレンジ】にてMasterまで行こうと考えていたのですが、初めての3色デッキでのRankedということもあり土地配分とUnitの採用基準に四苦八苦。DiaⅢから上に上がれずデッキ変更をした感じです。

 さてどのデッキを使おうかと考えていたところ、Haunting Screamで出したUnitをMirror Imageで増やすデッキに遭遇。そこをメインウエポンとしたデッキを組んでみた次第です。

・6月よく見かけたデッキ

 6月上旬は、先ほど述べた通りミッドレンジ】が幅を利かせていたイメージです。
5月後半にプロモカードとして追加された白熊で、相手の除去の手を一ターン鈍らせ、その隙にUnitを展開。マナを余らせながら立ち回り、相手の除去に合わせてStand Togetherを合わせてカウンター。優秀なUnitを守りつつビートダウンしていく立ち回りです。


 先月の記事でも書いた強い白熊。早い話がHSのロウゼブである。8コス払うとデッキトップ四枚からUnitカードを手札に加える。おまけでドローもできるロウゼブが弱いわけないんだよなぁ…


味方Unit全体に+1/+1修正andAegisを付与するスペル。相手ターンにも打てるので、全体除去等に合わせると大抵相手がサレンダーしてくれる。

 とまぁ、確かに強いデッキではあるのですが、どちらかというとコントロール相手に強いデッキであり、アグロには少し打たれ弱く、またもや流行りだしたアグロ】に少しづつ追われていく形で数を減らしていきました。

 6月中旬~下旬に関しては自分がRankedをさぼりがちだったので、何とも言えませんので話すのはやめておきます。代わりに新弾カードの使用感とかよく見るカードの話なんかをしようと思います。

・大幅強化された【黄単】

 今回第四弾が出た当初、猛威を振るったのは意外にも黄単でした。
 
 以前までの黄単色デッキは安定性はあれど、良くも悪くも素直なデッキであり、コントロールや、その他搦め手の多いデッキに対して対応・妨害能力が薄い所がありました。

 ですが今回追加されたカードたちでその弱点が補われていきました。まずはこのカード。


 Auralian Merchantは今回の弾で新たに追加された能力Marketを持つUnitです。

 Marketの効果を説明すると
Marketを持つUnitをデッキに入れる際、デッキとは別に5枚のカードを選択する。デッキとその五枚合わせて同名カードは4枚まで。Marketを持つUnitをプレイした際、試合前に選んだ五枚からカードを選択し、手札に加える事が出来る。

 要するに、他カードゲームで言うサイドデッキからカードを引っ張ってくる効果を持つカード群です。今のところ全色の3コストにMarketを持つUnitが1体づつ存在しており、それらはMarket以外の効果(ならDeadlyならFlying)を持っていて、手札のカード一枚と、そのUnitの色と同じカードをMarketから交換する効果で統一されています。

 そして黄色のMarket持ちはマナブーストがおまけでついてくる。しかもスタッツは1/4と、攻撃力3が多いアグロデッキをビタ止めする体力。これによりこいつが立ってるだけでアグロはしかめっ面になるし、その他のデッキもタイプによってサイドカードでの対応をされるという嫌な試合運びを強いられることとなりました。

 黄単の強いカードはこれだけではありません。強いレジェが3つ追加されたのです。一つ目はこれ。



 Teacher of Humilityは2/3/3と悪くないスタッツを持ち、相手プレイヤーにダメージを与えた際、相手プレイヤーにRelicを付与します。そのレリックの効果は「相手が通常ドロー以外でカードを手札に加えた際、そのカードのコストが3増える」というものであり、まぁーこれが辛い。何が辛いかというと、まずコントロール系は迂闊にドロソを使えなくなる。使ってもいいけどその分黄色の暴力的なスタッツを持つUnitを除去するテンポが遅れ、結局死ぬことになります。また墓地から手札に加える際もカードのコストが増えるため、墓地利用系のデッキなどもコンセプトを大きく崩される要因となります。

 二枚目はこいつ


 Alhed,Mount Breakerは、やはり今弾から追加された新能力Inspireを持つUnitです。
 Inspireは簡単に説明すると「Inspireを持つUnitが場にいる間、手札に加わったカードにカードの効果を付与する」というものです。

 でこのよく分からんサソリが持つInspire効果は「手札に加えたUnitの攻撃/体力を倍にする」

 いやもうアホかと。ほっとくだけでただでさえスタッツの高い黄単のUnitのスタッツが倍になるのです。除去できる札がハンドにないとサレンダーボタンを押したくなります。

 3つ目はこれ


 Thundering Kerasaurは、6/8/8というスタッツの高さもさながら「spellカードを使った際、対戦相手は一枚カードをドローする」を持っています。これは中々厄介でして、まず黄単はほぼspellを使わないデッキなので自身に振りかかるデメリットは少ない。対して相手としては黄単の高いスタッツを持つUnitをどかすには、Unit同士の戦闘ではなくspellによる除去に頼らざるを得ないので、この恐竜に悩まされる羽目になるのです。

 このように相手を邪魔するカードや、対応力が黄単についたお陰で、黄単はRankedで流行しだしました。

・【黄単】へのメタとその他注目カード達

 とはいえ【黄単】も万能でありません。黒に昔からあり、つい最近まで見かけなくなった「場の単色Unitを破壊する」Annihilateが黄単Unitへのメタとして復活しだしました。

 いくら対応力が上がっても、5・6コスかけて出したUnitが2コスで葬られてはテンポロスは必至である。

 また黒は今回「デッキトップ三枚めくって好きなカードを一枚加え、残りをデッキボトムに置く」Cull the Deckというクッソ優秀なドロソを貰ったため、黒絡みのコントロールの事故率も減り結果的に黄単の勢いを抑制する動きとなりました。

 遊戯王の強欲で謙虚な壺を彷彿させる効果。あちらと違いデメリットはない。強いて言うなら、現状デッキシャッフルの効果を持つカードがないので、ボトムに送ったカードは使えないことぐらいですが、デモコン理論みたいなもので、その時使えないカードは引いてないのと同じなのである。

 そして白熊が入るデッキが少なくなった事、黄単が流行ったことを受け、【武器庫】が再び流行。Cull the Deckで事故率を減らしてパワーアップして帰ってきました。

 またアグロデッキも、Cull rhe Deckを利用する形で、アグロ】【アグロ】ではなく黒アグロ】を使用するプレイヤーがちらほらと出てきました。一ターンだけ二回攻撃が出来るBerserkという新能力が赤や黒に出てきたのも追い風となりました。

 とまぁ黄単を中心としてメタが回りだした新環境。実はその他にもトークン変身デッキとか変わり種も開発されだしたのですが、それはまた月末にでもお話しすることにします。はてさてこれからどのようなデッキが流行していくのか。実に楽しみです。

 ではまた。