成人向け音声作品と未熟な自分

こんにちは。マルコです。

 実は私、耳かきボイスを代表とした音声作品が好き過ぎて、DLsiteでまとめ記事を書くような人間なので、大体夜寝るときはその手の作品をWALKMANで聴きながら寝ているのです。

 で、つい先日の夜も、私のお気に入り作品である

「援交JKツインズ! ~閉所密着濃厚エッチ~」
(めちゃエロいJK二人に、ちょっと広めのロッカーに押し入れられて攻め立てられるという素晴らしい作品。特に右の子パートが必聴。想像しにくい方は、イメージ的にはこんな感じで、圧倒的強者に挟まれて逃げ場がない状態だと思ってくれれば)


を聴きながら就寝しようとしていました。

 もういい時間でしたので、私としても半分意識が飛んでいる中で至福の時間を味わっていたのですよ。その時、女の子が私の愚息を弄びながら耳元でこう囁いたのです。


「何歳も年下の女の子に〇〇の味、教えてもらっちゃおうね♡」
(まんまR-18用語につき一部伏字)
 

 私はその時ふっと
(君らとそう年変わらないでしょ。なんならお姉さん私より年上じゃ…)とぼんやりした頭で考えた数秒後、ぱっと恐ろしい事実を思い出したのです…

(いや、向こうがJKなら、私は彼女らより何歳も年上じゃないか…!)
と…

 そのことに気づいてしまった私は、身も心も愚息もサーっと血の気が引く思いがし、慌てて掛布団とズボンを引き上げ、布団の中で暫く丸くなっていました…


・無意識に表れる精神年齢

 私が音声作品を聴きながら眠りにつきかけてていた時、私は間違いなく理性や社会性が下がった、素の精神年齢が出ていたと思います。

 考えてみれば私がオタク趣味に嵌り、どうしようもなく性的趣向がずれていったのも、男子校時代。「年上お姉さんに優しくリードされて卒業したい!」と妄想しだしたのも男子校時代。

 そう結局の所、性的なものに対する精神年齢(趣向?)は男子校時代に積み上げられたものから、今でも何ら変わりがなかったのです。普段真面目ぶったり、色々猫を被って年相応の振る舞いなんかを周囲から真似してみてはいても、私の中には未だに男子高校生だった頃の私が棲み付いているのです。


・ふとした時に気づく、年をとったという残酷な事実

 いつまでも夢の中にいるわけにもいかない。そんなことは百も承知ですが、普段生活している上では頭から追いやられており、その事に気づかないふりをしている。

 ですがふとした時、本当に唐突にそれは姿を現し、冷たい現実を私に突き付けてくるのです。

 きっと私の中の私は、いつまでもあのちゃらぽらんな男子高校生と童貞だった時の心を卒業出来ないままなのでしょう。いや、実際に童貞は卒業出来ていませんが…そしてふとした瞬間にその事に気づき、どうしようもない焦燥感と喪失感にさいなまれるのです。

 





 という話をかつての同級生に飲みの席で話しながら、ふと

「そういえば俺たちもうSOS団に入団出来ない年だよなぁ」

とぼやいた所、彼は両手で顔を抑え蹲っていました。彼もまた心の中に、高校時代の自分が棲み付いていた事に気づいてしまったのでしょう。

 これを読んでいる貴方も、心の中に高校時代の自分、棲んでいませんか?

 ではまた。