2018/5/23にRanked Masterに到達しました。
デッキはGoldⅢからDiaⅢまで【緑青ミッドレンジ】。そこから途中黒タッチも試してGoldⅢに落ちたりと紆余曲折しながら、最終的にMaster到達時は当初のデッキから少々変更を加えた【緑青ミッドレンジ】に戻りました。
4 Cliffside Porter (Set1001 #7)
4 Icaria, Valkyrie Captain (Set1003 #7)
4 Strategize (Set3 #165)
4 Vanquish (Set1 #143)
3 Eilyn's Choice (Set2 #220)
4 Hailstorm (Set1003 #11)
4 Hooru Pacifier (Set1003 #23)
4 Unseen Commando (Set3 #122)
4 Valkyrie Enforcer (Set1 #151)
4 Wisdom of the Elders (Set1 #218)
4 Crownwatch Press-Gang (Set2 #92)
3 Svetya, Orene of Kosul (Set3 #304)
4 Nostrix, Lord of Visions (Set2 #229)
5 Justice Sigil (Set1 #126)
4 Emerald Waystone (Set3 #101)
4 Primal Sigil (Set1 #187)
4 Cobalt Waystone (Set3 #151)
4 Hooru Banner (Set2 #216)
4 Seat of Order (Set0 #51)
・デッキコンセプト
今回のデッキの主役は、なんといってもこのカード
Cliffside Porterです。
1/0/1のスタッツ。効果はEcho(ハンドに入ると二枚に増える)のみ。
これだけだと何が強いか分からないカードに見えますが、そこにこのカードを足すことで、HSのクエストローグのような活躍をしてくれるようになるのです。
Nostrix,Lord of Visions
6/5/7の飛行持ち。Mentor(味方unitをタップ状態にして効果を付与)効果で、「対象のミニオンとデッキと手札にある同名カードに+5/+5修正を与える」を持っています。
これを先のPorterを対象にするとどうなるか。そう、ハンドとデッキにいる全てのPorterが1/5/6の分裂する化け物unitになるのです。さらにこの効果は勿論重複可能なので、1/10/11、1/10/16スタッツのunitを作る事も可能です。
更に前回のカード調整でコストが1下がったCrownwatch Press-GangでPorterをサーチし、安定した物量でフィニッシュを仕掛けるのが、このデッキのメインコンセプトとなります。
↑デッキの1コストunitをサーチできる。更に死んでもRevenge持ちなので、再度サーチの機会が与えられる。このデッキと相性抜群である。
この三枚を主軸に、あとは緑、青の強いunitで固めたのが今回のデッキとなります。
・流行デッキについて
今回Masterまで到達した試合数は204戦。その内勝敗は104勝100敗(内3回が回線不調)でした。
対戦したデッキカラーに関してはこんな感じ
かなりばらけていますが、やはり一番多かったののは【赤青アグロ】。次に【黄緑青ミッドレンジ】。3位同着で【青黒コントロール】【赤黄アグロ】でした。
(因みにこれはカラーのみの集計で、別途にアグロ、ミッドレンジ、コントロールでのデッキッタイプ分けも付けており、赤青でもコントロールデッキを使ったり、青黒でアグロを仕掛けてくるプレイヤーもいました。今回挙げているのはその分布の中でも一番多い型を紹介していることをご了承ください。)
まず、一番多かった【赤青アグロ】。これに関しては3月環境から変わらずの強さと早さだったので、相変わらず一定数いたという感じです。デッキに投入されるカードも大きな変化はなかった印象です。
次に多かった【黄緑青ミッドレンジ】。これは五月中旬に追加された一枚の新カードによって、中旬~下旬にかけて今まさに流行中のデッキです。そのカードとは
Svetya,Orene of Kosul
シロクマ君。4/4/4のスタッツ。召喚時、相手は次のターンのエンドまでspellと武器を使用できなくなる。更に8コスト払いコイツをタップすることで、デッキのトップ4枚をめくりunitを全て手札に。残りは墓地に送る効果を持ったカード。
こいつがミットレンジデッキの追い風になったことは間違いないでしょう。早い話がHSのロウゼブなのですから、そりゃ強いに決まってます。
↑もはや懐かしいカード。シクパラのこいつはインチキでしたね…
更に4/4/4のスタッツというのがまた絶妙で、4コストで出すため次の相手のターン。相手のコントロールデッキが5コストのHarsh Ruleで全体除去をしようにも打てない。かといってドロソspellで手札を回すことも出来ない。コントロールデッキはこいつを連打されるだけで相当苦労するでしょう。
また、対アグロデッキにおいてもこいつは活躍します。まずヘルスが4ある。これだけで相手のTorchに焼かれずに済みます。更にspellと武器が振れない相手がunitを展開してきたら、返しのターンにHailstormで3点AoEを飛ばしてあげればあら不思議。相手のunitは全滅し、こちらはシロクマが残るという寸法です。
更になんと第三段で追加されたHooru Pacifierと同じカラー。この両者を4積みしたミッドレンジの流行に、あのEternal初期から不動の強さを誇っていた【武器コントロール】(通称武器庫)がRankedから死滅。シロクマ君は各方面のトップメタデッキを大きく揺り動かす大きな一枚となりました。
↑飛行・貫通持ちで、コイツがいる限り両プレイヤーは武器をプレイできない。ヘルス4も好印象。
同着3位の一つ【青黒コントロール】については何も言う事はありません。以前から変わらずの強さです。
今回触れるべきはもう一つ【赤黄アグロ】の方でしょう。赤と黄の小粒unitを並べ、Xenan Obeliskで全体バフをかけて総攻撃するデッキ。ミッドレンジ気味に少し重めのunitを入れてDawnwalkerを採用してもよいですし、序~中盤のテンポ取りに対してかなり強く出られるデッキタイプです。
↑味方unit全体に+1/+1修正。プレイヤーの最大マナ数が8に達すると+2/+2修正となる。
【赤青アグロ】と比べると、AoEを食らっても再展開しやすい、相手の飛行unitに強く出られる、黄色絡みのドロソと高スタッツunitのお蔭で持久力があるといったメリットがあります。これも今よく見かける&注意すべきデッキと言えるでしょう。
今回はこんな感じで。前述した三枚を使ったデッキ案はすぐに出たのですが、そこから細かい調整が上手くいかず、結果として今月はいたずらに試合数を重ねる事となりました。本当にシロクマ君が追加されなかったらどうなっていた事やら…
このデッキについては、今回コンセプトの紹介にとどまりましたが、デッキ完成までの紆余曲折や、実際のデッキの回し方とかはまた別の記事で…やる気があったら書く予定です。結構気に入ってはいるのですよね、このデッキ。
ではまた。