Eternal Card Game Ranked 18年4月環境の雑談

こんにちは。マルコです。

 今月は4/6という早い段階でMasterに到達しました。




 デッキはDiaⅢまではアグロ】、そこからMaster到達まで黒ミッドレンジ】を使用しました。

DiaⅢ上がった当初から少し変更を加え、最終的にこのような形に。


4 Oni Ronin (Set1 #13)
3 Permafrost (Set1 #193)
4 Pyroknight (Set1 #16)
4 Snowcrust Yeti (Set2 #105)
4 Torch (Set1 #8)
4 Champion of Fury (Set2 #187)
4 Iceberg Mason (Set3 #163)
4 Rakano Outlaw (Set1 #20)
4 Rockslide (Set2 #189)
4 Cinder Yeti (Set1002 #1)
4 Daring Pioneer (Set3 #170)
3 Shogun's Scepter (Set1 #26)
4 Vadius, Clan Father (Set2 #191)
6 Fire Sigil (Set1 #1)
4 Granite Waystone (Set3 #1)
7 Primal Sigil (Set1 #187)
4 Seat of Fury (Set0 #53)
4 Skycrag Banner (Set2 #186)


こちらはMaster到達時のままのデッキです。




4 Sabotage (Set1 #252)
4 Crownwatch Paladin (Set1 #139)
4 Ripknife Assassin (Set1003 #13)
4 Vanquish (Set1 #143)
4 Vara's Favor (Set0 #35)
4 Auric Interrogator (Set1002 #13)
3 Bloodletter (Set2 #235)
4 Devastating Setback (Set3 #226)
4 Slay (Set2 #236)
3 Auric Runehammer (Set1 #166)
4 Crownwatch Traitor (Set3 #265)
4 Inquisitor Makto (Set2 #242)
4 Tavrod, Auric Broker (Set1002 #18)
7 Justice Sigil (Set1 #126)
6 Shadow Sigil (Set1 #249)
4 Argenport Banner (Set2 #231)
4 Crest of Vengeance (Set3 #264)
4 Seat of Vengeance (Set0 #55)


・カードの採用基準のあれこれ

 今回はアグロ】一本でMaster到達まで行こうと考え、環境に強そうなカードを色々試行錯誤していました。その中でも一番気に入っていたのがコイツ。


 Daring Pionerrです。

 コントロール相手には各AoE、ドロソ、サーチを止めて相手の除去テンポを遅らせたり、高い打点を活かして「本体特攻+打点spell」で相手の大型unitを除去したりとさまざまな役割を持てました。

 また、同じアグロ同士での対決では4ヘルスという壁の役割、相手がspellで有利トレードを行おうとしてもそれを無効にする不利トレードを許さない効果が強かったです。

 黒ミッドレンジ】に関してはレジェンドを突っ込んでスタッツの暴力でAoEを乗り越えました、はい。何も言う事はありません。弱みを挙げるとしたら、ドロソが少ないせいでMaktoに十分な活躍を望めなかった点でしょうか。多分Maktoの数を減らしてミノタウロス・武器軸に寄せた方が良い感じがします。

・よく見たカード、デッキたち

 先月のMaster到達が月末だったこともありそこまで大きく環境は変わっていないのですが、ちらほら今まで見かけなかったカードやデッキが流行り出しています。

 カード単体で言うと、真っ先に目に付くのが恐らく【赤青アグロ】を意識しているのであろうGrenadin Droneでしょうか


 効果は見ての通り、1/1トークンを生み出すというただそれだけの効果なのですが、ライフ1が多いアグロ】にとってこのunitは中々の脅威となりました。

 例えばアグロ】の序盤を支える1コスunitにSnowcrust Yetiがいますが、


↑こいつね。こいつはAegis持ちで尚且つ打点が2あることから、序盤から各種除去spellに怯えずダメージを取れる要因として優秀なのですが、Grenadin Droneを壁として出されると、ライフが1しかない都合上Droneにこいつ二体分とトレードされてしまうのです。

 私が【アグロ】のデッキに、1点ダメージを2体のキャラクターに振り分けるspell、Rockslideを入れたのもこのDroneを意識してのことでした。


 

 デッキの流行としては、優秀な除去spell・大型unitが増えた事から、かなりコントロール寄りのデッキが好まれる環境と言えます。

 とすると必然的にRankedではコントロール同士の対決となり、各種優秀なドロソで相手より先にデッキを回す事の出来る。単色・混合色共に優秀な除去spell、相手のキーカードを引っこ抜けるハンデスを抱える。この二つの色をベースとし、そこにお好みで1色追加した3色コントロールが一番よく見かけるデッキタイプでした。

 その中でこの4月に入り見られるようになったのがのコントロールデッキです。序盤はGrenadin Droneで顔を守り、Gorgon FanaticNocturnal Observerドローを加速。Observerで落としたカードはHaunting Screamを使ってアドを稼ぎ、Rindra,the Duskbladeや、Champion of Cunningでライフをもぎ取っていく。言うならば、既存の黒Infiltrateデッキを少し重めにして、タッチして除去力を上げたデッキでしょうか。そんなデッキが台頭してきました。



このunitが相手の顔にダメージを与えたら、自身をリリースし3回復3ドローする効果を持つ。これを使いまわすことでドローソースとするのが黒Infiltrateデッキの基本。



 最近のコントロールデッキなら必ずと言っていいほど入ってくるunit。FlyingAegis持ちが非常に厄介。の効果も脅威。

 また、現在をタッチしないデッキで好まれるのはKiller持ちのunitを多く持つ黄色での重いデッキでしょうか。

 以前から黄色の優秀なアタッカー兼無限リソースであるDawnwalkerに、Xenan InitiationKillerを付与して相手unitをせん滅するデッキタイプは存在したのですが、Aegis持ちのアタッカーがアグロ・ミッドどちらでも好まれるようになった為、Aegis関係なくunitを倒せるKiller持ちunitの株が相対的に上がった流れと言えるでしょう。



 黄色マナが4以上あれば、打点5以上のunitを出した瞬間墓地からタップした状態で復活する。対コントロールでは無限リソースとして役に立つ。打点4あるのも偉い。



 unit一体に+1/+1修正とKillerを与えるspell。これをDawnwalkerに付与することで、墓地から幾らでも復活して打点5で突っ込んでくるやべーやつを作り上げる。

 こちらもとの2色混合でドロー力を高めるタイプ。を混ぜることでLifesteal持ちを入れ回復手段を増やし、黒の墓地回収でKiller持ちunitを使いまわすタイプ。共に入れるタイプなど様々なデッキがありました。

 後は、依然として流行というか変わらぬ強さを持つ武器庫、色物としてはの所謂トリコロール色(本家MtGの方では今はジェスカイカラーというらしいですが…)なんかもちょくちょく見かけるようになりました。こちらはデッキタイプややりたい事も皆バラバラなので一概にデッキタイプを定められないのが難しい所。ただ、回復・ドロー・壁としての役割を持つReliquary Raiderは使用率が高いかなと感じました。

 4月のEternalにおけるRankedに関してはこんなところでしょうか。今月は中々苦労しましたが、コントロールを練習するにはいい環境ではないでしょうか。対コントロールの対戦経験こそ、コントロールデッキを握る上でよい経験値になると思っています。

 ではまた。