18/2/22にEternalのRankedにおいてMasterに到達しました。
今回はRankedで使ったデッキの軽い解説、及びマリガン基準、カードの使い方などを書いていきたいと思います。
・デッキ紹介
デッキはブロンズⅢからMaster到達まで変わらず【赤緑ビートダウン】を使用しました。
4 Finest Hour (Set1 #130)
4 Torch (Set1 #8)
3 Wanted Poster (Set3 #106)
4 Champion of Glory (Set1 #314)
4 Crownwatch Paladin (Set1 #139)
4 Rakano Outlaw (Set1 #20)
3 Vanquish (Set1 #143)
4 Sword of Icaria (Set1 #315)
4 Unseen Commando (Set3 #122)
4 Valkyrie Enforcer (Set1 #151)
4 Whirling Duo (Set3 #254)
2 Auric Runehammer (Set1 #166)
3 Rise to the Challenge (Set1 #320)
1 Soulfire Drake (Set1 #47)
1 Icaria, the Liberator (Set1 #329)
5 Fire Sigil (Set1 #1)
4 Granite Waystone (Set3 #1)
5 Justice Sigil (Set1 #126)
4 Emerald Waystone (Set3 #101)
4 Rakano Banner (Set1 #427)
4 Seat of Glory (Set0 #56)
・各カード採用理由
各Unitsに関しては、赤緑の2～4コスト帯の強いカードを上から順に詰め込んだ形ですので特筆する所はありませんが、一点だけシルバー帯辺りから、よく赤緑に採用されるOni RoninをFinest Hourに変更しています。
理由としてはRankedでの黒の多さが主な理由として挙げられます。Oniはそのスタッツの低さから、黒の様々な除去に刺さってしまいます
（ex:攻撃力3以下を破壊するsuffocate 単体色Unitを破壊するAnnihilate 黒Powerサーチしながら一点出せるVara's Favor等々…）
黒以外にも緑の武器で死んだり、唐突な一点で死んだり、青のダメージスペルで死んだり…とにかく打たれ弱く、その枠が強いUnitであれば本来は腐るはずの相手の除去を有効活用させてしまう場面が多くありました。
また強い場面も「先行一ターン目に出せた時」と非常に限定的であり（後攻一ターン目に出しても片手間に処理されることが多い）、マリガンが全キープか全交換しかないゲームでそのようなカードに枠を割く必要があるか（ましてや回数が必要とされるRankedで！）と考え、デッキから抜くこととしました。
代わりに何を入れるかとなった時、候補として「UnitにAgisを付与する」Protect 「Unitにターン限定で+3/+3修正を与える」Finest Hour の二つがありました。
ProtectはRankedで流行りである赤・緑・黒の除去カードを一発透かし、自身に張る事で顔への火力やハンデスを防ぐ役割が存在します。
…ですがProtectが真に活きるのは、Unit同士の殴り合いで打ち勝てないファッティを守る場面であり、小粒を複数並べて殴り勝つこのデッキでは、小さなUnitの小競り合いで一方取ったり、ミラー戦で相手の武器によるトレードにカウンターと成り得え、いざという時は間接的な顔面火力と成り得るFinest Hourの方が優先されることとなりました。
・キープ基準
このゲームはマリガン時点では相手のデッキタイプは分からないので、基本自分の動きを優先する形となりますが、マリガンするかどうかの軽い優先度のようなものは自分の中で立てて対戦をしてました。簡単に段階を書いていくと
優先度 高
① 手札に赤と緑のPowerがあるか
② 2コスUnit（先行ならRakano、後攻ならPaladinが望ましい）があるか
③ 緑Powerが二枚以上出せるか
④ Torchがあるか
⑤ Swordがあり、且つ3マナ手札にあるか
優先度 低
という感じです。全部の基準を満たす手札はめったに訪れないので、上から順に満たしているかどうか確認し、この手札を返すかどうかを吟味していきます。先行Rakano、後攻Paladinの理由ですが、先行を取れた場合Rakanoを出せばQuickdrawの存在から、相手後攻2ターン目のUnitを気にせず殴りWarcryを貯められること。後攻ではPaladinのAgisの存在から、次の相手三ターン目の「除去スペル＋余ったマナで展開＋2ターン目に出したUnitの攻撃も通る」という試合運びを止める事が可能だからです。
マリガンはある程度は妥協しますが、それでも①は妥協できないです。マリガンをしてもこれが満たせない手札の試合は全部負けています。というよりハンド単色のまま3ターン経過したらこちらからサレンダーした方が早いです。事故だと割り切りましょう。
・デッキの回し方
Eternalにおいて注目すべき一番のポイントは
「相手が1～2ターン目に出すPowerの色」
です。色ごとにある程度デッキがコントロール寄りかアグロ寄りか、低速か高速か分かりますので、それにあったハンドの切り方が重要となっていきます。
今回はRankedでよく見かけるであろう色の傾向、ハンドの切り方を簡単にですがまとめてみました。
（このマリガン基準は18/2/22日現在のRanked環境・カードプールを考慮したものです。）
・【赤黒】【赤青】だった場合
THE・アグロデッキである両者。この色でコントロールやってる方はまずいないので、基本序盤から有利トレードが出来るならがんがんSpellを吐いていく。盤面さえ取れればWarcryとLifestealが存在する分こちらが有利となる。
先行Rakano、後攻Paladinの出し順は変わらないが、赤・黒・青は除去Spellで盤面を取る色の為、AgisがついているPaladinの重要度がグンと上がる。間違ってもUnitのトレードに使わないように。ライフはそこまで急いで狙う必要は無し。お互いトップ勝負は弱いデッキなので、盤面と有利トレードさえしっかり取れれば自然と勝てる。
・【赤緑黒】その他【緑黒】を含んだ3色、多色デッキ
Rankedで恐らく一番見るであろうデッキ。厳密には赤緑黒とその他ではデッキ方針が少し異なるのだが、大抵赤緑黒なので基本それだと決めつけて戦った方が良い。
デッキとしては強力な武器と除去Spell、そこに緑黒のRevenge持ちUnitを突っ込んだコントロールデッキ。ちんたらやり合うとまず勝てないので、なるべく相手のライフを優先して戦う。
Slayによる除去は回避できないので仕方なしだが、RakanoやGloryを最初に囮として出し、その後ダメージがとれるCommandoや、Agisで除去耐性のあるPaladinを出すと場持ちがよくなる。
Finestは相手の武器や、Torchによるトレードを防げるため最重要カードとなる。顔を詰めるのも大事だが、マナに余裕があるときは常にFinestが打てる一マナを余らせながら立ち回りたい。
相手が5マナになり延々と復活するMaktoや、殴り合いでまず勝てないTavrod（通称牛）が出てくるといよいよ辛い所。どちらもVanquishで除去できるが、相手は除去の数を上回る量を出してくるので、出来れば相手が5マナになる前に倒せる盤面を作っておきたい。緑の全体除去もありますからね。
・【黄緑】【黄青】
のんびりとしたミッドレンジ・コントロールデッキが基本。火力も出せず、単体除去もそこまで怖いものなく、基本体力の高いミニオンで蓋をしてくる戦法を取る。
なのでこの二者に関してはPaladinよりRakanoの優先度が高くなる。また黄緑・黄青にはほおっておくととんでもない事をしでかすUnitが多い、というかそういうUnitを使いたがりなデッキプレイヤーが多い（マナを出す度+1/+1修正されるAwakened Studentとか）ので、出てきたUnitの効果をよく読み、スタッツが低いからと放置せず武器やSilenceで処理しておくのが大事。Torchはライフ削りが間に合わず、相手から出てきたファッティを処理する際に使うことも多いので温存しておきたいところ。
・【黄黒】
最近流行りの、Lifestealを中心に据えたビートダウンデッキが中心。こちらも黄緑と同様、ほおっておくとスタッツがぐんぐん上がるUnitが多く存在するので、そいつらが出来てきたら育ち切る前にTorchや武器で処理しておきたいところ。
コンボを成立させるためライフ回復行動のみを行うUnitも入っているが、こちらは無理に処理しなくて良い。現状攻撃で喰らうダメージを上回るライフゲインを行えるUnitは低コスト帯に存在しないので、スタッツの修正を行うUnitを的確に潰していけば、スタッツ自体は貧弱である回復Unitは脅威として成り得ない。
・まとめ
いかがだったでしょうか？デッキ紹介から、マリガン、プレイ方針、対策と駆け足で書いてしまいましたが、ざっくりとしたものが伝われば幸いです。
そして最後に大事なことを一つ…
Eternal公式のパッチ情報のニュース
DrakeとPosterがnerf対象になりました…このデッキは改善しないとですねノ( ;∀;)ノ
